オオカミのお札(一) カヨが聞いた声 江戸時代

オオカミのお札(一) カヨが聞いた声 江戸時代

小学校高学年 中学生

出版社
くもん出版
初版
2017年8月1日
ISBN
978-4-7743-2699-3

定価1,100円 (本体1,000円+税)

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オオカミは、人智を超えた存在として、祠(ほこら)にまつられた。 悪しきものをかみくだく神として。 ところが人の世には、彼ら以上におそろしいものがある。 オオカミを神としてあがめ、力を借りたいと思うほどのおそろしいものが。(序文より) 裏山の「大神さま」の祠を、代々守りついできた家系に生まれ、疫病の流行に苦しめられる江戸時代のカヨ、身近な人を戦争に送り出す第二次世界大戦時の正次、東日本大震災に大切な人を奪われる現代の美咲。 それぞれの時代の困難にのみこまれ、悩み、苦しみ、傷つきながらも、「大神さま」への祈りとともに懸命に生きる子どもたちの姿を描きます。

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