吉川英治 名作小説 三国志<九> 出師の巻

吉川英治 名作小説 三国志<九> 出師の巻

吉川英治

小学校高学年 中学生 高校生

出版社
1万年堂出版
初版
2016年12月27日
ISBN
978-4-86626-011-2

定価1,650円 (本体1,500円+税)

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三国志の定番、吉川英治の名作を、単行本で大きな活字で読める。

英雄も病にはかてない。豪勢な宮殿を造り、天子に並ぶ権力を誇っていた曹操も、重態に陥った。家臣が厄払いを勧める。天下の道士を集めて祈祷を命じてはどうか、と言う。曹操は苦笑しながら、「日々千金を費やすとも、天命ならば一日の寿も購うことはできまい。(中略)世のもの笑いであろう。無用無用」と退けた。涙雨のごとく頬をぬらし、やがて最期の息を終わった。

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