「はらがへった……。どこかにえものになるどうぶつはいないか」極限の地で出会ったのは、ジャコウウシの群れだった。探検家・角幡唯介の実体験を阿部海太が大胆に絵本化。----------------------------------「10年前、私は食べるためにはじめて生きた動物を殺した。そのときの鳴き声が今も耳にのこっている」角幡唯介(探検家)----------------------------------死をめぐる絵本「闇は光の母」シリーズ、谷川俊太郎さんによる推薦文死を重々しく考えたくない、かと言って軽々しく考えたくもない、というのが私の立場です。死をめぐる哲学的な言葉、死をめぐる宗教的な言葉、果ては死をめぐる商業的な言葉までが氾濫している現代日本の中で、死をめぐる文と絵による絵本はどんな形でなら成立するのか、この野心的な企画はそれ自体で、より深く 死を見つめることで、より良く生きる道を探る試みです。谷川俊太郎
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