少年時代から天狗小僧と呼ばれ、何でも自分で工夫して、初めて見る物でも、どうやって作られているかを見抜くことができた平賀源内。ところが、二十五の歳に長崎で出会ったオランダ人の操る<しびれる箱>の仕組みだけは、どうしても解明できませんでした。しかし、紆余曲折、試行錯誤の末に源内はその謎を解き明かします。国益のために奔走し、非常の人とも呼ばれた江戸の才人平賀源内の熱情と格闘の人生を描く歴史小説です。
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角が曲がったみつき二号
小学校中学年 小学校高学年
文研出版 / ISBN978-4-580-82590-1 / A5判 / 210×148mm / 112ページ
定価1,430円 (本体1,300円+税)