イオマンテ めぐるいのちの贈り物

北の大地の物語

イオマンテ めぐるいのちの贈り物

寮 美千子 著/小林 敏也 イラスト

小学校中学年 小学校高学年 中学生

出版社
ロクリン社
判型(サイズ)
B5変型判/265×190×10mm
ページ数
66ページ
ISBN
978-4-907542-56-6

定価2,420円 (本体2,200円+税)

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先住民族アイヌの深い知恵に学ぶ、命と魂の物語。わたしは、だれかの命をもらって生きている、生かされている。そう気づいたとき、人はもっとやさしくなれる。他者にも、大地にも、自分自身にも──。先住民族アイヌの深い知恵に学ぶ、命と魂の物語。お父さんが狩りから帰ってくると、ふところには小さな子熊がいた──。男の子は、子熊と一緒に食事をし、相撲を取り、川で遊び家族のように暮らした。子熊が大きくなってきたある日、お父さんが言った。「そろそろ、この子をカムイの国へ送ってさしあげよう」子熊を数年育てた後に屠殺する儀式「イオマンテ」。そこには自然に対する感謝や畏敬の念が強くこめられています。アイヌが長年大切にしてきた知恵に学ぶ、命にまつわる物語です。※本書は2003年にパロル舎より刊行された『イオマンテ』を一部加筆修正し、新装にしたものです。※2020年よりアイヌ文化は小中学校の学習項目になります。※北海道白老町にアイヌ文化復興等のナショナルセンター、ウポポイ(民族共生象徴空間)がオープンします。

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