吹奏楽へと編曲をする際の楽器の音域・音色・組み合わせ方、そのほか楽器の特長や扱い方といった吹奏楽に関係する楽器のオーケストレーションの入門書。第1部では吹奏楽で用いる各楽器の特色をひとつずつ解説。第2部では、実践としてまずは基本的な考え方を解説。次に各セクションのアンサンブルへの編曲、そして管弦楽から吹奏楽へと大規模な編成の編曲、と順を追って実際の楽器の使い方を解説。第3部では、補足的に関連する分野(調の選択、移調楽器など)の解説をしている。著者の「名曲で学ぶ」シリーズを踏襲し、内容の全編にわたって各楽器にあてられたクラシックの名曲譜例を多く掲載。また、その譜例に対応した音源を特設サイトにて視聴可能。楽譜を読みながら音を聴くことで、実際の編曲へのイメージが湧きやすいつくりになっている。また、第2部では著者が実際に編曲した例を多数掲載しており、ポイントごとに分かりやすくまとまっている。
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吹奏楽の編曲入門 楽器の選択からオーケストレーションまで 全1巻
中学生 高校生 教員・指導者 一般
音楽之友社 / ISBN978-4-276-10617-8 / B5判 / 257×182mm / 168ページ
定価3,630円 (本体3,300円+税)