青銅の短剣

ミシェル・ペイヴァー著／中谷友紀子訳

小学校高学年 中学生

出版社: あすなろ書房
判型（サイズ）: 菊判／214×153mm
ページ数: 320ページ
初版: 2015年6月23日
ISBN: 978-4-7515-2756-6

定価2,090円 (本体1,900円+税)

カートにいれる

学参ドットコム（個人のお客様）

こちらは書店様・学校図書館様向けのサイトです。
個人のお客様は学参ドットコムをご利用ください。

青銅器時代のギリシアを舞台にした壮大な物語

「クロニクル千古の闇」シリーズ（評論社刊）で、衝撃的日本デビューを果たした
ミシェル・ペイヴァーの最新作です。
12歳の少年ヒュラスは、山の中で妹と二人、ヤギ飼いとして暮らしていましたが、
ある日「黒の戦士」に襲撃され、山を追われます。
命からがら逃げる途中、クレタ島からきた男に出会い、
青銅の短剣を託されるのですが、実はこの短剣は……。
舞台は紀元前1500年、青銅器時代の古代ギリシア。
ミシェル・ペイヴァーらしく、当時のエーゲ海周辺の人々の様子が、
こまやかに描かれ、彼らの暮らしぶりや、信仰が、
いきいきとたちあがってきます。
過酷な運命をものともせず、何者にも屈することなく闘いつづけるヒュラス、
そして大巫女の娘でありながら、自由を求めて闘う少女ピラの姿が胸をうちます。
全5巻予定。

背びれ族は、きみが来るのを知っている。紺碧の世界で、きみをさがしている。--短剣を手にした時、12歳の少年ヒュラスの運命は大きく動き出した・・・。